過去の延長線上にある未来でいいんですか?

お疲れ様です、

武田です。

 

今回は過去と未来に関しての考え方について、

お伝えしていきます。

 

 

〇自分の未来を知る方法

 

 

未来について考える時、

過去や現状の延長線上で考える人は多いです。

 

日本人の大半は、サラリーマンですので、

こういった考え方になってしまうのは

仕方がないとは思います。

 

サラリーマンの方が、自分の将来を知る方法は

とても簡単です。

 

会社の先輩を見ればよいのです。

 

10年先の自分を知りたかったら10歳年上の先輩を

20年先の自分を知りたかったら20歳年上の先輩を、

 

それぞれ見ればいいだけですからね。

 

 

〇武田のサラリーマン1年目の時のはなし

 

 

ちなみに私はこれで絶望した人間です。

 

私が社会人1年目のサラリーマンだった時の話です。

 

この日は、夏のボーナスの支給日でした。

 

そういうこともあって、

職場の雰囲気はいつもよりも明るかったことを

覚えています。

 

私も初めてのボーナスということで

心がどこかウキウキしていました。

 

 

この日私は、9歳年上の女性の先輩と2人で

残業していました。

 

仕事に集中していると、

この先輩が話かけてきました。

 

先輩「武田くん、ボーナスは何に使うの?」

 

武田「今のところ、何も考えていないですね。ただ、両親には何か送りたいとは思ってます。」

 

先輩「武田くん、偉いね。」

 

そして、この先輩は何を思ったのか

 

先輩「武田くん、わたしのボーナスの明細見てみる?」

 

武田「え、いいんですか?」

 

先輩「いいよ。こっちに来て。」

 

そして、先輩の机の方に行き、ボーナスの明細を見せてもらいました。

 

武田「!!!」

 

私はこの時、驚きの表情を隠せませんでした。

 

武田「先輩って、勤続10年目ですよね?」

 

先輩「そうよ。」

 

武田「もっとボーナスをもらわれていると思っていました。」

 

先輩「こんなもんよ。武田くんの夢を壊しちゃったかな?」

 

武田「そんなことないです。見せてくださり、ありがとうございます。」

 

私はこの時、何とか外面を取り繕うので必死でした。

 

「10年勤めて、たったこれだけのボーナスしかもらえないのか…」

 

私がサラリーマンを早めに辞めようと思った、大きなきっかけです。

 

今があるのは、この先輩のお陰といっても過言ではありません。

 

この先輩には、今でも感謝しています。

 

私の勤務先の夏のボーナスは、月給の2倍でした。

 

つまり、夏のボーナスがわかれば、

 

毎月のお給料がいくらなのかがわかってしまうのです。

 

今の自分の延長線に、理想の未来は絶対にないと確信した瞬間でした。

 

 

〇過去が現在の邪魔をする

 

恋愛において、過去の経験やトラウマを

引きずったり、気にしたりしている人は

とても多いです。

 

「合コン・婚活で連敗が続いてる。次もダメなんだろうな…」

 

「好きな人に告白してもフラれてばかり。好きな人ができても、うまく行く気がしない」

 

「気になる人とデートをしても、2回目がないことばっかり。私、結婚できるかなあ」

 

 

このように過去と未来を結び付けてしまう人は多いです。

 

確かに、失敗した場合、

「いつも失敗してきたらか、今回失敗しても仕方がないよね」

と自分を慰めることにはなるかもしれません。

 

ですが、本当にこれでいいのでしょうか?

この考え方をした先に、

あなたの理想の未来はあるでしょうか?

 

ありませんよね。

 

ですので、この考え方を捨てないといけません。

 

 

〇必要なのは、未来から逆算すること

 

自分が理想とする未来を手に入れたとして、

その理想の未来にいる自分は、今の自分に何とアドバイスするでしょうか?

 

「これまで失敗してきたから、今回も仕方がないよね」

 

とは絶対に言わないはずです。

 

「この失敗をバネにして、次の成功につなげよう。

そうしないと、いつまでたってもうだつが上がらない人生になるよ」

 

このような叱咤激励を理想の未来にいる自分は、

今の自分にしてくれるはずです。

 

過去と現在、過去と未来をそれぞれ分断しましょう。

 

必要なのは、『理想の未来からの逆算です。』

 

10年後、30年後、いつの未来でも構いません。

 

理想の未来をイメージしてみてください。

 

・いくつもの会社を経営する社長

・何店舗も飲食店を持っているオーナー

・何十億円もの資産を持っている大金持ち

 

何でも構いません。

 

あなたが理想とする未来をイメージしてみてください。

 

その理想の未来を現実のものとするために、

今、あなたは何をすべきでしょうか?

 

何をすべきかわからない場合は、

この理想の未来を現実のものとしている方に

直接聞いてみてください。

 

今の時代は大変便利な時代です。

 

SNSを使えば直接、

著名人や有名人に質問することも可能です。

 

 

その理想に向けて、今すべきことを

着実にやっていってください。

 

地味に見えるかもしれませんが、

これが最短最速で理想の未来にいく方法です。

 

過去の失敗については、嘆いたり後悔するのではなく、

理想の未来をつかみ取るための、原動力・エネルギーにしてください。

 

 

こうしてやるべきことをしっかりとこなした先に、

あなたの理想とする未来があります。

 

 

〇最後に

 

過去と現在と未来について、

お話していきました。

 

時間は有限であり、

過去の出来事を変えることはできません。

 

ですが、過去の出来事に対する認識は変えることができます。

 

あの経験があった『せいで』ではなくて、

あの経験があった『おかげで』、

今成功することができたと、

 

未来に言えるように、

今日もやるべきことをしっかりとこなしていきましょう。

 

 

今回の記事は以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

まとめ

・理想の未来から逆算してものごとを考える。

 過去の延長線上で未来を考えない。

 

・過去の失敗は、行動力の源・活力とする。

 

・10年後、20年後の理想の未来を

 明確にイメージすることが大切。